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西郷どん、と、地域おこし協力隊。

先日のNHK大河ドラマ「西郷どん」第4話の一場面が衝撃だった。

若い頃の西郷や大久保が「先生」と仰ぎ、斉彬を藩主に担ごうとした赤山に、切腹の名が下った。切腹を前に、西郷たちは、赤山を訪ねる。酒を飲み交わしながら、車座になって、「先生」から、最期の授業を受ける。その時の、赤山先生の言葉がほんと、身に染みた。

先日のNHK大河ドラマ「西郷どん」第4話の一場面が衝撃だった。

若い頃の西郷や大久保が「先生」と仰ぎ、斉彬を藩主に担ごうとした赤山に、切腹の名が下っjた。切腹を前に、西郷たちは、赤山を訪ねる。酒を飲み交わしながら、車座になって、「先生」から、最期の授業を受ける。その時の、赤山先生の言葉がほんと、身に染みた。

「こげんして見たら、おはんらも、こんイモと同じやな。こんイモっちゅうのは、一つとして同じ形のもんはなか。こん容器ん中に入れて、ごろーっち洗えば、お互いがぶつかり合って、きれいに泥が落ちる。おはんらも同じじゃ。一人一人、姿形も違えば、それぞれ考え方も違っ。これからも、こん、郷中っちゅう桶ん中で、ぶつかり合って、切磋琢磨して、立派な侍になってくいやん。そいが、おいの最期の願いじゃ」

藩主の命が絶対の時代。生まれた身分が、そのまま自分の生きる世界の上限と直結していた時代にあって、西郷は、庶民の暮らしを直視した。そして、遠い未来の薩摩を、日本を、拓こうとした。「上」だけを見るでなく、「下」に光を照らした。

赤山を囲んで、目を爛々と輝かす西郷らの姿…。僕には、いま、県内各地で奮闘する「地域おこし協力隊」の人たちとダブった。生まれ故郷でもない地方都市に移り住み、地域の課題と真っ正面から向き合い、同時に、自分の未来をも見つめる。彼ら、彼女らは、各地域の行政や地元民との関係性に悩み、時に葛藤しながら、前を向いてる。向き続けてる。

斉彬の父は、自分に従わない者を粛清した。新しい日本を、薩摩をつくるために、西郷は調所や斉彬に正論をぶつけた。斉彬は父親へ真っ向から楯突いた。切腹も、流島も、恐れず。ただ、愚直に。

若き頃の西郷や大久保を、地域おこし協力隊の隊員たちだとするならば、赤山先生や斉彬の存在は、地域の兄貴的存在の人物であり、行政マンや市長たちなのだろう。

昨夜、MBCラジオのレディオバーンを聴いてたら、いちき串木野市の地域おこし協力隊と、竹原さんという地域の担い手が出演されてた。いい関係性だなぁと思った。

伊佐にも新年度には、地域おこし協力隊が来る予定だ。赤山先生や斉彬のようにはなれないけど、寄り添って、一緒に考える人間でありたいと、強く思う。

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